お金の教育 年金とは 2021.02.23 2021.05.18 毎年一定の金額を定期的に給付する制度の下で、支払われる金銭を意味します。 老齢・退職・疾病・死亡などによる所得喪失に対する保障の目的をもち、公的年金・私的年金のがあります。 日本の年金制度は3階建ての構造になっています。 1階と2階が国民年金や厚生年金といった国が管理・運営する「公的年金」。 3階部分は公的年金に上乗せして企業や個人が任意で加入することができる「私的年金」となっています。 公的年金で代表とされる年金 国民年金 日本に住む20歳以上60歳未満のすべての人が加入している年金で、「国民年金」といいます。 すべての年金の基礎的な部分であるため、「基礎年金」という言い方もされます。 自営業者やフリーランスなど「第1号被保険者」に区分される人は、基本的に国民年金のみに加入しています。 厚生年金 会社員や公務員など、「厚生年金」に加入している「第2号被保険者」に区分される人たちは、1階部分の国民年金に自動的に加入しています。 国民年金にしか加入していない人に比べ、厚生年金という2階部分にも加入しているため、受け取れる年金の額が多くなります。 また、支給される額は、加入していた期間だけでなく、現役時代にどれだけの収入を得ていたかによって決まりますので、現役時代にたくさんの収入を得ていた人は、基本的に支給される年金額も多くなります。 企業や個人が任意で加入することのできる制度「私的年金」 私的年金 公的年金に上乗せして、企業や個人が任意で加入することのできる制度が3階部分にあたる「私的年金」です。 「私的年金」には、企業年金などのように「企業が退職金制度の一環として実施する年金」と、国民年金基金や個人型確定拠出年金(iDeCo)のように「個人が任意で加入する年金」とがあります。 近年多くの方が取り組まれる年金として認知されています。 年金の意義は老後の生活を保障することです。 日本の平均寿命の長さは世界でもトップの水準にあります。 現在は人口全体の高齢化が進む一方、 生まれてくる子どもの数は減少傾向にあり、 少子高齢化が進んでいます。 今後、私的年金や貯蓄は、公的年金を補完して、老後の多様なニーズを満たすものと捉え、公的年金を土台として、両者を組み合わせて老後の生活資金を自分自身で確保していく必要がります。 Crosslink Japanは老後の資金を自分で作っていくプロセスをサポート致します。 Tweet Share Hatena Pocket RSS feedly Pin it 記事のタイトルとURLをコピーする お金の教育 保険とは お金が持つ機能